2021年08月31日
本文:マタイによる福音書13:1-8, マタイによる福音書13:18-23
題目:種まきの例え
今日の本文は天国についての御言葉です。天国はクリスチャンにとって大切なことです。なぜでしょうか。イエスを信じる者の死んだ後の世界は天国だからです。ある人は死んだ後には何も無いと話します。だからこの世に生きている間、自分の名前を残すために頑張ります。また、死んだ後には何もないから自分の快楽を満たすために生きます。食べたり、飲んだり、自分の満足を満たすためにだけ生きます。死んだ後に何も無いからです。仏教では、生きている間に罪を犯すと惨めな動物や虫のような存在に生まれ変わると言われています。しかし、クリスチャンはどうでしょうか。イエス様による救いによって開かれる世界が天国です。イエス様はご自分のことを道だと仰いました。どのような道でしょうか。命の道、神様の所に行く道です。イエス様を通らなければ神様の所に行く道が無いと言うことです。ですからイエス・キリストによる救いの世界はクリスチャンの中で最も大切な世界です。
今日の本文も天国について話していますが、死後の天国ではなく、この地に成される天国について話しています。主の祈りを見ると、
「御国を来たらせたまえ。みこころの天になるごとく、地にもなさせたまえ。」
このように仰いました。天にある神様の御国がこの地にも成されることを祈るのです。つまり、私たちが生きているこの世界に神様の御国が訪れるようにと切に祈ることです。
では、その天国はどのように始まるでしょうか。マタイによる福音書では天国の始まりから神正論や、それがどのように成し遂げられるのかが例えで説明されていますが、今日の本文は天国の始まりについて話しています。
天国はどのように始まるでしょうか。種が蒔かれることによって始まると説明しています。種とは何でしょうか。神様の御言葉です。種が畑に蒔かれると言っていますが、畑とは何でしょうか。御言葉を聞いている人々の心です。(省略)